人は誰しも可能性とかけがえのない価値を持っている。そして我々は人はみな平等であり、等しく良い教育を受け、就業する権利を有すると強く信じています。当社は「Tech for Good」を理念に掲げ、テクノロジーとビジネスの力を駆使し、常に世界を良い方向に変えていくための新しい事に挑戦し続けております。障がい者がテクノロジー業界で必要とされる人材として徐々に経済的にも自立し、自己価値を高められるように、FLOWは今後も努力していく所存です。
2015年、国際連合から17の世界的目標(UN Sustainable Development Goals, SDGs)が公表されました。その中に、「SDG4 質の高い教育をみんなに」、「SDG8 働きがいも経済成長も」、「SDG10 人や国の不平等をなくそう」は、FLOWが長年に渡り実践してきた社会革新目標と合致しています。より多くの企業と社会的イノベーションを志した者がSDGsの波に乗りながらも、障がい者雇用に注目し、ビジネス利益と社会貢献を両立する社会的企業が増えることを祈っています。
SDG4 質の高い教育をみんなに
ターゲット 4.4
セルフメディアを立ち上げ、デジタル分野での革新経験を発信
インターンシップの推進により、次の世代にイノベーションの意識を育む
FLOWは障がい者雇用だけでなく、デジタル化による社会変革(Digital Social Innovation)の実践経験を基に、より多くのイノベーターと協力し合い、社会をより良くするための影響力を更に拡大していく所存です。
当社はセルフメディアを駆使し、「Tech for Good」のデジタルイノベーション思想を広めることに励んでいます。台湾でFLOWのイノベーションの実務経験をシェアするブログ「志趣相談室」を創立し、世界のデジタル社会における革新の実例も集め、起業において必要な新しいアイデアを与えてきました。
FLOWは政府や民間の社会貢献・社会革新イベントへ積極的に参加しています。過去のイベント参加例:School 28 Social innovation Project、Presidential Hackathon、Samsung Solve for Tomorrow competition、Institute for Information Industry AIGO Project、U20 International Youth Forumなど。
人材育成の方面では、FLOWはインターンシップを長年実施しており、数多くの学生を社会的企業への道に導いてきました。「Make money & Make meaning」の信念を各分野に広め、世界を一新する変革をもたらしております。
2013年、当社はBIM(Building Information Modeling)統合サービス部門を立ち上げ以降、障がい者をBIMエンジニアに育成するよう取り組んできました。さらにAIのトレンド動向に合わせて、外出困難な障がい者をAIデータアノテーターに育成し、更にリモートワークの体制を提供しています。経済的自立以外に、生産性のある仕事は障がい者に尊厳と自信をもたらすことができると強く信じています。
その他、専門のサポート体制を導入し、平等かつ人々に優しい職場環境作りに尽力し、多様性を尊重し合える(Diversity and Inclusion)企業文化を確立していきます。斬新な社内イベント(カウンセリング朝食会、障がい別の知識共有会など)を通じて、お互いへの理解を深め、尊重し合える安心感のある環境を作ることで、障がい者と健常者の間にある壁を取り除き、多様性に富んだ素晴らしい職場になれます。